第21回日本少年野球ゼット旗争奪東海選抜大会 レギュラー9 (3回戦)

8月15日午後からの試合は、準決勝進出を掛けて滋賀野洲ボーイズさんとの戦いです。直前に強豪尾州ボーイズさんを破った試合を見ておりましたが、非常に粘り強くそして豪打の印象を受けました。これは勝っても負けても激しい試合になることは必至です。しかしこちらも打撃は好調！決して見劣りはしていないと思います。どんな展開になるのか。

1回表、刈谷ボーイズの攻撃。相手チーム本格派右腕から、1死後に佐藤君＆山本君＆山田君＆山澤君の4連続長短打で3得点。2回以降も効果的な攻撃により加点を続け、3回までに6得点。なんかこの大会は強いぞ！どうした？刈谷ボーイズ！！

一方、我がチームの先発は右腕黒野君。テンポ良く相手に的を絞らせないピッチングで、強打の野洲ボーイズさんを抑え込みます。打つほうも2安打で気持ちも乗ってたもんね！

しかし4回裏に突然、相手打線に4本のヒットを重ねられ3失点。６－５の１点差のみのアドバンテージとなってしまいます。完全に流れは相手チームに傾いており嫌な展開でしたが、5回表に安打で出塁した阿部君を置いて2死、突如野洲ボーイズさんの守備が乱れます。内野エラーやパスボールが重なり、そこからナント無安打で2得点！中盤からは押されていただけに、本当に大きな大きな3点差。

しかしこのまま終わる感じは全くしない……

5回からは梶野君、6回は平田君と速球派リレー。ランナーを出しながらも何とか無失点で切り抜け、いよいよ残すは7回裏の守りのみとなります。８－５。その差3点のまま。

平田君、先頭打者をショートゴロで１アウト。あと２つ…そこからが筋書きのないドラマの始まり。

次打者を内野エラーで出塁させてしまい、そこから連打されます。ヒット！ヒット！で1死満塁のピンチを迎えると、ここで痛恨の押し出し四球。８－６で投手は近藤君に交代となります。よくこのド緊張の場面で投げれるなぁ。お前は男だ！ここは頼れる左腕に全てを託そうよ。

しかし、その代わり端にセンター前タイムリーヒットを打たれます。(腰が抜けそう①)　同点のランナーが本塁に突っ込んできますが、強肩センター東川内君のレーザービームで間一髪本塁タッチアウト！！依然８－７。　まだ2死１、２塁のピンチが続いているけど…あとアウト一つなんです！耐えろ！

しかし…痛恨の1塁牽制悪送球で２、３塁に。(腰が抜けそう②)　近藤君…これは君の自作自演なのか？最後は笑って抑えてくれるのか？そうだと言ってくれ！！

そして…超痛恨のワイルドピッチ！。(腰が抜けた①)　3塁ランナーが同点のホームに突っ込みますが、この球場は後ろが狭くコンクリートの壁なのです。事前に理解していたバッテリーは落ち着いて最短で処理し間一髪本塁タッチアウト！奇跡のゲームセットです…

本来なら完全に追い付かれ逆転されていたであろう展開を、強引に引き留めた試合でした。こんな試合もあるんだね。

野洲ボーイズさんは本当に強かった。たまたま今回は勝てただけです。卒団前に素晴らしい経験をさせて頂きました！ありがとうございました。

※翌日は逆奇跡を起こしてくれます。お前たちは1粒で2度美味しい奴らだ。

明日の準決勝は、中日本大会で惨敗した岐阜中央ボーイズさんです。リベンジさせて下さい。お願いします！

投手は黒野君→梶野君→平田君→近藤君。苦しかった。本当に苦しかった。全員で粘って引き寄せた勝利です。おめでとう！

 

                     　　     1 2 3 4 5 6 7 8 9 R

愛知刈谷ボーイズ　     3 2 1 0 2 0 0　     8

滋賀野洲ボーイズ　  　1 0 1 3 0 0 2        7

 

ご父兄の皆様、本当に暑い中応援ありがとうございました！明日は準決勝。盛大な応援よろしくお願いします。